村上の思い

地域に根ざし半世紀、
お客様お一人お一人の人生に寄り添い、
夢の実現を支える仕事に誇りをもっています。

企業理念(私たちはお客様に対し、何をする会社で、何を守り続け、将来どうなっていたいのか)

  • 私たちは何をする会社か 『バランスの取れた保険設計やアドバイスを提供する会社』
  • 私たちの守るべき価値 『何でも相談できる確かな信頼』
  • 私たちの将来 『代々お客様とお付き合いしていく代理店』

『バランスの取れた保険設計やアドバイスを提供する会社』

村上秀樹

日ごろ個人や法人のお客様とお会いし、保険の見直しについての情報提供をしておりますと、目的と合わない保険に加入していたり、保障の買いすぎにより必要以上にムダな保険料を支払い続けていたり、また、大きい生命保険に入っているから大丈夫、とおっしゃる方については、損害保険の補償がモレているケースの多いことに気付きます。

お客様の話を伺いながら、貯蓄と保障のバランスや、リスク対策全体としてのバランスを考慮し、また、相続が争族とならぬよう、お客様の意向に沿った三世代に渡っての資産移転について、必要に応じて各専門家の紹介も含めたワンストップでのアドバイスを提供するために、企業理念の一つとして『バランスの取れた保険設計やアドバイスを提供する会社』を掲げました。

『何でも相談できる確かな信頼』

生命保険はわからない!
とりあえず加入していた生命保険。
えっ!一億円? そんな疑問が転機となった。

損害保険の営業として数年経過し、知識や知恵、経験も蓄えたちょうどその頃、わが国日本は、金融ビッグバンを提唱し、その規制緩和により保険会社は生命保険・損害保険の相互参入ができるようになりました。

平成8年、生命保険も販売することになった私は、とりあえず資格だけでも取らなければと生命保険のテキストを読み始めると、“えっ?”なんと生命保険の世帯普及率はおよそ9割で、ほとんどの国民が既に生命保険には加入済みであることのことで、やれやれ一体全体誰にご案内しろというのだ、生命保険会社は多数あるではないかと思いました。資格を取り、いよいよ生命保険の販売もしなければならなくなってしまった私は、正直なところ、なんで生命保険まで販売しなければいけないのか、自分としては損害保険のみで十分なのに…、せっかくお客様との関係も良いものになってきたのに、と不満に感ぜざるを得ませんでした。

案の定、お得意様に生命保険の話を持ち出してみると、“いっぱい入ってるよ” “もうたくさん”“こっちはこっちで付き合いがあるから”と即答され、お子さんを紹介していただこうと切り出すと、“息子には息子の付き合いがあるだろうし”とか“娘のことをおしえたら娘におこられてしまう”などとあっさり断られてしまうことの連続で、すっかり落ち込む日々に逆戻りとなってしまいました。そんな折、盛岡で開催された研修で、ファイナンシャルプランナーという聞いたことのない資格を持った可愛らしく若い女性の講師の先生から、ライフプラン、キャッシュフロー表、生命保険についての講義を受けましたが、その時は何の話をしているのかさっぱりわからないというのが正直なところでした。

その数日後、やはり生命保険は空振りで“今日はダメだ”と早帰りし、気晴らしにビールを飲み始め、テレビを見ながらいつものやってはいけない落ち込むばかりの一人反省会をしていると、“そういえば…”ファイナンシャルプランナーの講師が、まずは自分が加入している生命保険の証券をじっくり見てください、と話していたことを思い出し、どれどれみてみよう!と思い立ちました。ごそごそと探し出し、初めて自分の保険証券の封を開け見はじめたところ、さっぱり何がなんだかまったく意味がわからない、プロの損害保険の保険屋さんである私には、生命保険の証券に書いてある内容がわからないのです。それから一行一行じっくりとみていくと、なんと私の死亡保険金額は1億円でした。しかも、その保障はあと数年で切れてしまい、同じ保障で更新すると保険料が高くなってしまい、その10年後もまた保険料がさらに高くなってしまうというものでした。

あれ? 自分が死亡したら1億円? それって自分のためになっているのか?
そのお金は誰に行くの? そのお金はどのように役立つのか?
この保険料はひょっとしてムダ?
保険料が高くなるのは何故か? そもそも何故あと数年で保障が切れるのか?
信じて任せていたのに!

恥ずかしながら、その時初めて勧められるがままに加入していた自分の生命保険の内容に疑問を感じ、その疑問を解決するために色々調べ始めました。
自分にあった生命保険とは? ムダな保険料を支払うことのないように!まずは、生命保険について知識不足の私には猛勉強が必要でした。勉強をすればするだけ疑問が増し、ひたすらその疑問を解決すべく調べ上げました。日本人は様々な公的制度で守られているので、全ての公的制度を調べ、それぞれ自分に不足する金額はいくらなのか一つひとつ資料を揃え、計算しました。しかしその公的制度は不変ではないことも、関心を持って初めて自分のこととして理解でき、また生涯安定した生活を送るためには公的制度ばかりでは足りず、自助努力が必要となることや、その方法は多種多様にあることを知りました。

自動車保険を主に販売していた私の“自動車事故処理が得意”という損保マン特有の匠の技は、自動車事故を起こしてしまったお客様のお役には立ちますが、10年間事故を起こしていないお客様には10年間もお役には立てていなかったのです。それまでお客様に対し“何かあったらいつでもご連絡下さい”と話をしておりましたが、それは自動車保険や火災保険、傷害保険といった単種目の事故発生時の話であり、お客様を取巻く様々なリスクの中のほんの一部分のことでお客様をお守りしているつもりになっていた、ということに気付きました。

事故のときにお客様のお役に立つのはあたりまえであり、保険のプロとして知識を知恵とし蓄え、その知恵や経験を日々お客様にお伝えすることで、万が一のときばかりではなく、平素からお世話になっているお客様のお役に立てるのだと強く感じました。

私たちの仕事の原点

お客様のお役に立てた実感がもてること

プロとしてお客様のお役にたつために、知識を知恵とし蓄える続けること、そして社内で、その知恵や経験をシェアし合うことを、お客様に対する約束事とし企業理念の一つとして『何でも相談できる確かな信頼』を掲げました。

以下は、学びの中で気付いたことや知識が知恵となっていることについての紹介です。

  • 特に若い世代の人は老後資金が不足する可能性が高いこと
  • 税制も変わるし民法やその他の法令も時代と共に変わること
  • また市況も景気もお客様の生活環境や考え方も変わること
  • 生命保険の仕組みについて、生命保険の商品について、また時代にあわせてその商品も変わること
  • 変化への対応のために、あらゆるデータを正確に読み取る力を持つこと
  • 変化への対応のために、先を見据える力や自分なりの相場観を持つこと
  • 銀行、信託銀行、証券会社、不動産会社、郵便局の商品やサービス内容、取扱っていない他の生命保険会社や損害保険会社、共済等の商品やサービス内容について学び、周辺知識を深めること
  • 金融資産の運用設計や、不動産運用設計
  • 公的年金制度や個人年金、401Kについて
  • 住宅ローン対策やその他のローン、融資付けについて
  • 納税の大切さや節税対策、税の繰り延べについて
  • 相続・贈与対策、自社株や出資金対策
  • 役員・従業員の退職金対策
  • 事業承継対策、後継者問題や人・物・金について、
    etc…

『代々お客様とお付き合いしていく代理店』

昭和32年、父・村上敬市は集金社員として富士火災海上保険株式会社に入社しました。当時は毎月お客様とお会いし、“ご苦労様”と声をかけられ、時にはお茶をご馳走になりながら、世間話やご家族のこと、職場のことの話を伺いつつ保険料を頂戴していたそうです。のちに損害保険のセールスに配属となってからも集金社員の頃と同様に、集金しながら顔をあわせ、心からの信頼関係を築き上げておりました。

平成2年、長男の私は実家に戻り、直販社員として富士火災海上保険株式会社に入社し、自らのノルマを抱えながらも、病気で視力が低下した父の運転手として父の仕事に同行し、父のお客様に挨拶をして回りました。しかし厳しい父は、自分のお客様を私にまわすことはなく、当然、私は私でお客様を探さなければなりません。明日の朝礼で新規発表が出来るよう、誰かにテレアポを取りたいと思うのですが、電話も出来ずに電話の前で半日が経ってしまい、そのうちにだんだん焦りが込み上げ、とにかく誰かに会わなければと車で出かけては町中をグルグルと乗り回して一日が終了してしまうという毎日が続いておりました。

翌日、元気良く出社し“おはようございます” “行ってきます”と会社を出るのですが、行く当てもなく途方にくれる私は、いつも笑顔でお客様と接する父をみて、恥ずかしながらこの歳になってはじめて父に尊敬の念を抱いたものでした。そこで新たなお客様を探すのではなく、自分の生まれ育ったこの地で既存のお客様との絆を大切にしていこうと決意しました。30年、40年と長きにわたり世代を超えてお付き合い頂いているお客様や、最近お付き合いしたばかりのお客様にも、お客様のお孫さんに、“ウチは代々村上保険サービスとお付き合いしています”と言っていただくことが将来の夢です。保険の正しい情報をお伝えすることを義務とし、常にお客様のお役に立つことを心がけ、安心してお子様やお孫さんをご紹介いただけるように、企業理念の一つとして、『代々お客様とお付き合いしていく代理店』を掲げました。

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